Orange's diary

後期流産→体外→出産→二人目妊活開始

流産から1年と少し。

あのこがいなくなった夏が過ぎていく。
1年前は季節なんか感じなかったな。

出産届と死亡届を取り出して、うまれたときの身長と体重を見る。
その当時は呆然としてて、夫が全部手続きてしてくれたっけ。
“父親”の欄に書かれた夫の名前が切ない。

1年経っても、守れなかった自分を責めて、次の妊娠を喜ぶ自分を薄情に感じるけど、でも少しずつ「ずっと忘れない」ずっとずっと私たちの長男」「ずっと覚えていて、いとおしく思うことがあのこへの愛情」と思えるようになった。


あれから1年経って、戻って来てくれた子をお腹に宿して、やっと真っ正面から向かい合うことができた気がする。

あのこがこのお腹に戻ってきてくれたと思うほうが、気持ちが楽。
でも、あのこには私のせいでもう二度と会えないんだと思うこともあって、苦しい。

ママが死ぬときには、骨を持って逝くからね。
そしたら、それからはずっといっしょだよ。
いっぱい謝ってありがとうを伝えた後、ぎゅーって抱きしめさせてね。


ちゃんとした仏壇もないし花も水もない棚だけど、いつも傍にいる。
骨壺はきっと手放せないから、骨壺の横に置くウェイトドールを作りました。

お腹の子が産まれたら、なにか変わるのかな…